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ＧＭとは
１９０８年、ミシガン州フリントでウイリアム・デュラントによって起こされた株式会社がＧＭの起源となります。
１９０４年に社長を任されたビュイックを全米に名だたる自動車メーカーに押し上げ、その後もキャデラック、ポンティアックなどの会社を買収、傘下にしますが、１９１０年会社を追われます。１９１１年にはシボレーを立ち上げ、１９１６年には再度社長に返り咲きました。その後アルフレッド・スローンの手腕により、現在の経営基盤が固められ、金融やクレジット販売にも力を入れ、フォードを抜く実績を上げていきます。
１９５０年にはアメリカ最大の会社となりました。しかし１９７０年代以降は生産性が悪化し、販売戦略の転換、リストラなどでそれなりの業績は残しましたが、その後も在庫が増えてしまい、２００５年には収益が悪化、その後も３兆円の赤字、２００８年のサブプライムローン問題などで超過債務が増え続け、苦しい営業が続いています。
ＧＭの成り立ち
１８９９年に後のフォードモータースのヘンリー・フォードを加え、ヘンリー・フォード・カンパニーが設立されますが、経営陣との確執が元で会社を去り、後の１９０２年にデトロイトを開拓したフランス貴族の名前にちなんで社名とブランドを「キャデラック」に改名、翌年から本格的な自動車の生産に入りました。
１９０９年にＧＭの傘下入りをし、先進的な技術の投入で１９１０年代には高級車としてのイメージが定着し、１９６０年代にかけては絶頂期とも言える売り上げで、各国の大富豪などの御用達となりました。
１９８０年代以降に諸問題が発覚し、一時ブランドイメージを落としますが、２０００年以降にブルガリとのタイアップやル・マン２４時間レースへの参戦、４輪駆動を採用したエスカレードの発売などで隆盛を盛り返し、人気が再燃しています。
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